多くの人々が一生懸命に肉質向上に取り組む中、昭和13年に当家2代目の山口八蔵は、兵庫県但馬から基礎雌牛を導入して改良を重ねていました。その産仔が当時の品評会で優秀賞1席と2席という素晴らしい栄誉を獲得したのです。
この飛騨産純但馬牛の品位、資質の素晴らしかったことから、但馬の牛は少しづつではありましたが飛騨全体に導入されるようになりました。そうして、飼育頭数も次第に増加し、肉質も向上して現在の飛騨牛の源となったのです。
どんなに優れた資質を持った牛であっても、その地方の風土、気候が良くなければ素晴らしい牛にはなりません。
また、どんなに良い環境であっても育てる人たちの優しい心がなければ、本物と誇れる牛にはなりません。
私たちが、生まれ育てていただいた飛騨高山と、飛騨人の温かい心、その愛情をいっぱいに受け、恵まれた自然との中で大切に育てられる飛騨牛、その全てが天狗中央精肉店の誇りなのです。
本物にこだわり続ける想い、それは創業(昭和2年)から80年以上、変わることなく受け継がれています。